"米原桜子"のオリジナル考察①【名探偵コナン】

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今回は家政婦の米原桜子について考察していきます。最後まで見ていってください！

所要時間:約10分

○米原桜子について

○公安説について

・公安の可能性?

・黒田との関わり

・安室との関わり

・名前

・トランプのマーク

米原桜子について

米原桜子と聞いてどんな人物か分からない人も多いのではないでしょうか？まず彼女の説明からしていきたいと思います。

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©︎名探偵コナン/青山剛昌

米原桜子(23) cv.丹下桜

家政婦。コナン本編には3度登場、ゼロの日常には1度登場。

「毒と幻のデザイン」(74-75巻)
「現場の隣人は元カレ」(80巻)
「ブログ女優の密室事件」(87巻)
「死神...」(ゼロの日常5巻)

千葉和伸と三池苗子の幼なじみで、学年は一つ下。

千苗というメインキャラとの繋がりがあるといい、ゼロティーにも登場していることといい、何か他にキャラ設定があってもおかしくはありません。

公安説

コナクラの中では桜子=公安ではないか、という考察は随分前からあります。

千苗との関わりや、ゼロティーの件に関しても怪しい点はたっぷりです。何故公安なのかというのは三回目の登場回、「ブログ女優の密室事件」に理由が隠されています。

黒田との関わり

この回では、一つ前の回で初登場した黒田が警視庁に異動してきます。そして黒田は何故か、この事件の解決編で高木に「コナンの指示に従え」という連絡を入れます。その時には黒田は事件現場にはいませんし、なんなら黒田は前の回でコナンに初めて会ったばかりです。

つまり「事件現場にコナンがいること」と「コナンが解決しそうなこと」を黒田に伝えてた人物がいて、コナンにこの事件の解決を任せようとしていたということになります。その人物こそが米原桜子なのではないかということです。

また、黒田は一回あっただけにも関わらず、事件の解決をコナンに任せるほどコナンが相当の切れ者であると知っていました。ただ単に目暮たちに聞いた可能性もありますが、「眠りの知恵袋」と言っているあたり、まるで小五郎はコナンなしでは探偵としてやっていけない事を知っているかのようです。

では、誰が黒田にその事を言ったのか。考えられる人物として、安室と桜子がいます。安室はもちろん、桜子もコナンが切れ者である事は「毒と幻のデザイン」と「現場の隣人は元カレ」で既に知っています。

この話は黒田が公安の裏の理事官で、桜子が公安の一人だった時の話ですが、十分可能性はあるのかなと思います。

安室との関わり

先程も述べた通り、安室はゼロティーで桜子に会っています。ゼロティーはマイナーキャラが多く出てくるものの、桜子を出してきたのは何か理由があるかもしれません。

桜子はこの回で、突然倒れたお爺さんの口の中に入っていた薬の梱包材を、スムーズに出して人命救助に貢献しています。桜子は「家政婦をやっているから」と言っていますが、倒れた原因究明の速さといい、「家政婦だから」という理由で済まされないような感じがします。

名前

コナンでは「桜」というキーワードはいくつも出てきます。思いつく限りでも、

保育園児の新蘭「サクラ組」(「サクラ組の思い出」)
警察学校組の「サクラ」
白鳥の初恋相手(小林先生)がくれた桜の飾り
警察は「桜に誓って」使いがち
「女性警察官連続殺人事件」で桜の描かれた100円玉が曲げられる
「ジョディの追憶とお花見の罠」
「迷宮の十字路」
「服部平次との3日間」

加えて、「サクラ」は元々の公安の呼び名でもありました。以前は全国の公安警察に指示を出していたのが「サクラ」と呼ばれていた警察庁警備局公安課という所でした。それからある事件をキッカケに、そのサクラは公安課から今安室がいる警察庁警備局警備企画課に移され、コードネームを「チヨダ」にしています。その後「ゼロ」というコードネームに変わりました。

このように「サクラ」とコナン、公安には結び付きが強いんです。だから「桜子」という名前にしたのも何か訳があると思います。