サンデー本誌連載の1094-96話(103巻)の感想考察記事です。是非ご覧下さい!
所要時間:約5分
目次
○「ホテル連続爆破事件」
・感想と考察
この話は単行本になっていませんので、ネタバレにご注意ください。
ホテル連続爆破事件
いきなり小ネタ
コナンが新しいミステリーの本を購入するところから物語は始まりますが、初っ端から本の題名に小ネタが含まれています。コナンが持っている本の題名は、
- ミステイクと言う勿れ
- 薬局のひとりごと
- フクロヅメ
とありますが実際は、
- ミステリーと言う勿れ
- 薬屋のひとりごと
- ハコヅメ
です。最初見た時、前二つはすぐに分かりましたが、ハコヅメに気づくのに時間がかかりました。センスが凄い(笑)。
世良の登場
「天罰くだる誕生パーティ」(98-9巻)以来の登場となる世良がコナンと会います。世良の方が一方的にコナンを誘導して会うようにしていると言った方が正確ですね。
もちろん、世良はコナンが「代役・京極真」(96-7巻)で所持していたAPTX4869の解毒剤を狙っています。
世良は工夫してホテルに連れ込もうとしますが、コナンは警戒します。それを見込んでいた世良は先日起こったホテル連続爆破事件で犯人が送ってきた暗号を餌にコナンをホテルに連れ込みます。コナンを操るのは簡単ですね...(笑)。
コナンvs世良&メアリー
世良はコナンがシャワーを浴びている隙に、コナンのバックにAPTX4869の解毒剤がないか探します。そしてコナンはそれに感づき「あの薬なら持ってきていない」と言いますが、コナンはもう既にコナン=新一であるという事を隠すつもりがないように見えます。
対してコナンは紅茶をきっかけにメアリーの正体について世良に問います。お互い真相を突き止めようとしています。
結果的には邪魔が入ってその話は中断されてします。ですがコナンと世良&メアリーがお互いの正体を明かしあって協力し合うということも、今後出てくるのかもしれません。
妃英理の登場
世良の泊まっている部屋の隣から例の暗号が見つかり、このホテルに爆破を仄めかす電話がかかってきます。
ここでホテルが以前の例の暗号を所持していると知った世良とコナンは、偶然通りかかった妃英理にその暗号を見させてもらえるように説得させるよう頼みます。
妃英理の登場は「妃弁護士SOS」(93巻)以来です。めっちゃ前ですね。
そんな久しぶりの登場である英理は今回大活躍。弁護士だからこその嘘をついて、事件解決に貢献します。しかも普通に頭がいいので、コナンと世良と同時に犯人に辿り着きます。
包丁ペチペチ
犯人に辿り着いたコナン達はそれぞれ分かれてこの爆破予告事件を解決します。
コナンは犯人の元へ行きますが、自分が犯人だと見破られたベルボーイは包丁を取り出して、コナンの頬にペチペチします。危ないけど、ペチペチがなんか可愛い笑。
大麻が登場
「裏切りのステージ」の考察記事で、裏切りのステージで何故か大麻が登場し、何か意図があるのかもしれないということを話しました。
そして今回も被害者と犯人が大麻をやっていたということです。何かしらの意図があるのでしょうか。
事件解決後の怪しい影
犯人が逮捕され、事件解決したと思われた所、「(仮)京都の密室殺人事件」(102巻)の最後出てきた烏丸らしき人物とその手下が登場します。
そしてその手下は消火栓の非常ボタンを押すことで、ホテル内の人間に爆発が起きたかと思わせます。
そんなことをする目的は、人工呼吸器をつけた烏丸のような老人に車の中からメアリーを見させるためです。
メアリーを見たその老人は「まるで夢を見ているようだ」といっています。つまり、その老人はメアリーが幼児化する前の姿を知っていて、幼児化した姿を見て夢のようだと言ったと思われます。
この人物が黒ずくめの組織の人間ならば、メアリーはとっくに殺されていそうですが、今のところそのような事は起きていなさそうです。
ですがメアリーはホテルを点々と回っている上、ほぼ外出もしていないようなので、殺すことはかなり難しいと思います。
加えて見ただけでメアリーだと確信できる訳でも無いと思うので、まだメアリーは安全かと思われます。何しろコ哀以外で唯一の幼児化した人物なので、簡単に殺されることもないと思います。
この老人と手下の考察は次に記事にするつもりなので、詳しくはそちらで話したいと思います。
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします!何かご意見がありましたら、コメントを残してください!皆さんのご意見お待ちしています。
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