本誌で連載中の1107話「遠見の角行」の考察記事となります。ぜひ最後までご覧下さい。
目次
答え合わせ(FILE1107時点)
まずは僕が考えました羽田浩司殺害事件の答え合わせをしていきたいと思います。
僕の考察はこちら→【名探偵コナン】"羽田浩司殺害事件"の考察② - conanryou21’s blog
- 浅香とラムの乱闘(失明の原因)→?
- 浅香の司法取引→○
- チェスの駒→?
- アマンダ殺害はラム→○
- 羽田殺害はラム主犯&浅香未遂→×
最後の追い込みで変えてしまった羽田殺害の展開がほぼ変更前と同じで、少し残念。やはり羽田が浅香の身を隠して羽田がラムと最初に接触するという見方で良かったみたいです。
ラムの左眼
前回予想した通りラムは「カメラアイ」の能力を持っていたようです。そしてその能力は「弱みを握るため」にしようしていたようです。
現在軸の組織は裏でコソコソ研究をしながらNOCや裏切り者を殺害していくというイメージが強いですが、17年前では裏社会を作り上げようとしている感じです。
まだ烏丸が裏社会で何をしようとしているのかはまだ不明ですが(僕はヒトのクローンの作成だと思っています)、だんだん明らかになっていくでしょう。
新しく加わった女
ラムによってベルモットが17年前に新たに加わったことが分かりました。
ベルモットといえば20年前にジョディの家に侵入し父親を殺害していますが、これはどういうことでしょうか。
僕は組織の目的の考察で「クローン説」を推しています。
▼その記事はこちら▼
"クローン説①"のオリジナル考察【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
そこではベルモットもクローンを作成しており、「シャロンのクローンはクリス」であるという考察をしています。そこで今回の疑問点をこれを踏まえた上で考えると、
「クローンとして誕生したクリスがベルモットとして加入した」
ととれます。つまり20年前のベルモットはシャロンの変装であると考えることができ、20年前のジョディ父殺害と組織は繋がったままとなります。
ベルモットの話はこの後の「ラムの襲名」でも出てくるので是非お読みください。
ラムがぬかったこと
ジンは「霊魂探偵殺人事件」で17年前の事件のことを「ラムがぬかった」と言っています。今回「ラムが何故ぬかったのか」ということが明かされました。
ラムは浅香を使ってアマンダを組織に加入させようとしていたのですが、そこでぬかったようです。具体的には、
- アマンダにAPTX4869を飲まれてしまった
- 浅香に逃げられてしまった
といったところでしょう。あと僕の考察を踏まえた上でもう一つ加えるとしたら、「武器である左眼をその浅香に潰されてしまった」というものがあります。どちらかと言うとこっちの方が重大かもしれません。ラムはこの問題の解決案としてキュラソーを腹心にしたと考えると筋が通ります。
ラムの襲名
以前から「コードネームの襲名」というものがコナン界隈では騒がれていて、SDB BLACK+の質問コーナーでも「コードネームの襲名」に関する質問がありました。
それで、今回明らかになったのが「ラムという名は父親から襲名した」ということです。「父親が長年仕えた」というワードがピスコと同じなのが気になりますが、襲名について考えていきたいと思います。
結論から言うと、「襲名はクローン同士で行われる」と考えます。正直何も根拠はありません(そもそもクローン自体がない可能性もある)。
今の所クローンを作っている人物は「ベルモット」と「ラム」であると推理しています。
クローンというものは、最終的には代理母がクローンを出産することで作られるため、理論上母親がいることになります。また、男性のクローンを作る場合はその男性が父親であると見ることができるので、実質普通の家族とあまり変わりません。
ここら辺は説明が難しいので、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
▼クローンについての詳しい記事はこちら▼
"クローン説①"のオリジナル考察【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
ですから、ラムが言っていた「父親」というのもクローンの元となっている人物(脇田と同じDNAを持った人物)と捉えることができます。
自分の中で「クローン説」がより確実なものになってきました。
羽田の殺害
ラム達の訪問で、羽田は浅香の身の危険を察知し、浅香を気絶させた後本棚にその身を隠します。
僕は以前、羽田はラムの訪問時に浅香をクローゼットに隠したという考察をしていたのですが、まさかの本棚でした。
ですが、入口の所にクローゼットがあり、まだそこに隠れている可能性も否定できません。僕の考察ではこの後ラムと浅香が乱闘になるので、「浅香がそこから飛び出して...」ということです。
クローゼットも景光の時と同じようなものになっているのが怪しいですね。
遠見の角に好手あり
僕の考察通り羽田が言った「遠見の角に好手あり」は司法取引でもなんでもなかったですが、「組織を今後調べてくれ」という意味では合っていました。
30年前の年次総会
現在から17+30=47年前の国際経済フォーラムの年次総会にラムが烏丸の代わりに出席していたことが分かりました。
47年前といったら、丁度烏丸が表向きに死んだ時期が半世紀前である (実際は40年前も生きていた)ため、この「体調不良」というのは烏丸の表向きの死に関係するものだと考えられます。
それより疑問におもうのが、当時28歳だった羽田が何故30年前もの年次総会の事を覚えているのか、ということです。いくら記憶力がいいと言っても少し不自然のような感じもします。
やはり羽田は事前に組織の情報をアマンダと共有していたのかもしれません。アマンダと羽田がただの交流で会ったとも思えませんし。
部屋番号
公式ツイッターの方でカウントダウンツイートがされた時、「1502」と書かれたメモのような物が置いてあり、今回羽田の部屋番号であったことが分かりました。また、アマンダの部屋番号も出ており、「1821」でした。
この2つの数字「1502」「1821」は何か意味があるのかと思い調べてみましたがめぼしいものは見つからず...。
今後の展開
シリーズ7話、3ヶ月にも及ぶ長編が終盤に差し掛かり、残すところあと2話となりました。あと2話では
- 羽田殺害後の回想
- 羽田殺害の真相
- 現在軸での組織との対立
が描かれることが予想されます。個人的には以前からずっと考察してきた「ラムと浅香の乱闘」が当たればいいなと思っています。
加えて密かに思っているのは、「実は浅香は元組織員で、ラムによってコードネームと一緒に明かされる」のではないかと思っています。
あと2週間でこの長編が終わるとなると悲しい気持ちもありますが、早く見たいですね!
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