組織の元科学者・宮野厚司&エレーナと志保、そして明美。この一家が組織とどう関わっていたのか考察しました。是非最後まで見ていってください!
所要時間:約15分
目次
○宮野エレーナ
・生存説と水無怜奈説
○宮野厚司
・黒田兵衛説
○宮野明美
・赤井に送ったメールの追伸の中身
宮野エレーナ
宮野エレーナは灰原の母親、メアリーの妹であり、安室が探している人物でもあります。彼女は志保を産んだ後、少し経ってから厚司と共に火災事故で死亡しています。静かな性格で、ラボの仲間には「ヘルエンジェル」とも呼ばれていました。
宮野エレーナの生存説
※ここから先はまだ確定ができていない、不確立な推測となっています。あくまでもこういう可能性があると思ってお読みください。
追記 エレーナの生存説は否定しませんが、水無怜奈説に関してはほぼほぼないと考えています。
死んだとされていますが、組織が灰原に伝えたことであり、信憑性はありません。しかも、安室と絡めてきたということは、エレーナと安室の再会のシーンがあるのかもしれません。もしかしたらエレーナが身近?な人物として生きているのではと考えています。
その人物とは、水無怜奈です。
水無怜奈(本堂瑛海)といえば、CIAの組織に潜入しているNOCで、以前はテレビのアナウンサーをしていました。本堂瑛祐の姉、イーサン・本堂の娘でもあります。
僕が水無怜奈ではないかと思った瞬間は幾つかあります。
二人の名前
偶然かもしれませんが、「宮野エ"レーナ"」と「水無"怜奈"」と一致する部分があります。
クローンの可能性
もし生きていたとして、水無怜奈だった場合、年齢的にあいません。年齢を偽っている可能性もなくはないですが、そこまでして年齢を偽る必要はありません。
そこで出てくるのが「クローン」です。クローン説は前の記事でお伝えしていますが、人間のクローンをつくると赤ん坊の状態で完成されるそうです。
エレーナのクローンを作ったのがいつ頃かというものが分からないので、詳しい時系列が作れませんが、僕の考えている大体の流れはこんな感じです。
宮野エレーナ、何かの理由でクローンを作る
↓
火災事故?発生、本体死亡
↓
クローンだけが生き残って、CIAが保護?
↓
本堂家に養子入り、本堂瑛海として生活
↓
現在、水無怜奈として組織に潜入中
完全な推測ですが、一応筋は通っていると思います。危険な状況から抜け出して、隠れながら組織を追っている点が灰原と同じなのもいいと思います。
血液
水無怜奈はアナウンサー時代に生中継中に輸血用の血液を求められて、即座に行動しています。また、夢が看護師である(56巻)事からもエレーナの要素を感じます。
エレーナ自身も、安室に向かって血についての発言をしている為共通点があります。二人とも血、血液型の話が多いですね。
水無怜奈とエレーナの発言
水無怜奈はピンポンダッシュ(ダッシュはしてないか笑)の子供にこのような発言をしています。
「だからもうここには来ちゃダメ...お母さんのためのも...ボウヤのためにも...」
(名探偵コナン 48巻より引用)
そしてエレーナは幼少期の安室に対してこのような発言をしています。
「ま、またケガしたら来てもいいか?」
「ケンカする子はお断り...でも、ケンカの相手と仲直りする為の名誉の負傷なら...絆創膏ぐらいは貼ってあげるわよ?」
(名探偵コナン 95巻より引用)
何となく似ている点で怪しいです。また、水無怜奈はこの発言をしたあとに、「私にもあれくらいの弟がいた」という発言をしていますが、これは瑛祐ではなく安室という見方もできます。
一見繋がりの少ない二人ですが、共通点があります。純黒の悪夢で水無怜奈が安室を庇わなかったのが少し気になりますが、この説もなくはないのかなと思います。
宮野厚司
宮野厚司は科学者兼元医師として働いていたけども、烏丸グループがバックにつくラボに入り、APTX4869の研究をしていました。
学会では「マッドサイエンティスト」とも呼ばれていたけども、博士曰く気さくな人で優しそうな人です。エレーナと同時に死亡しました。
宮野厚司の生存説
これまたエレーナと同じように不確立な推測となります。厚司も生きている可能性があります。
その人物は、黒田兵衛です。
怪しい点を幾つか紹介します。
追記 宮野厚司も生存説は否定しませんが、黒田が数年前から公安であった可能性が出てきたので、この考察は怪しいです。ですが一応筋は通っているので共有しておきます。
火傷跡と昏睡状態
黒田は右目に火傷跡があり、少し前までは昏睡状態になっていたと言っています。火災事故で亡くなったとされている厚司が右目に火傷を負い、その時からずっと昏睡状態となっていると考えれば、辻褄が合います。
見た目
二人ともガタイがよく、髭も生えています。しかも、黒田が昏睡状態になっているときの看護師が見た目がすっかり変わっていたと言っています。元々黒髪だった厚司が白髪になってしまったのを驚いたのではないでしょうか。
青野
宮野厚司の名前のモデルは青野厚司さんです。そして青野といえば女性警察官連続殺害事件の犯人も、青野です。その人の顔というのがとても厚司に似ています。
これには黒田も出ているので軽く伏線だったりあいて...。
年齢の誤差
現在、95巻の情報で安室が幼少期に会った時の厚司の年齢は35歳となっています。
ですが、本誌連載時には以下の通り32歳となっています。恐らく時系列にズレが出てしまい、改正されてのだと思います。
もし火災事故で死んでおらず、厚司が今も生きているとすれば今は何歳なのでしょうか。
灰原は現在18歳であり、二人は灰原を産んで直ぐに事故に遭ったとされています。この安室の回想の時、エレーナのお腹の中の子は3ヶ月。大体38~40週(約10ヶ月)で生まれるため、この時は死ぬ1~2年前位となります。
よってこの安室の回想は18~19年前となります。安室の年齢は29歳なので、当時10歳と妥当な年齢になります。
これを18年前、そして厚司を32歳だと仮定すると、今の黒田と同じ50歳となります。
ただ今厚司は35歳となっているので、これには誤差が生じてしまいました。もしかしたら元々厚司=黒田の設定にしていたけども、が合わなくなって、やめてしまったのかもしれません。ですが、この説を考えていた可能性は十分あります。もしかしたら、上手く揃えて来るかもしれないですね。
宮野明美
宮野明美は灰原の姉で、他の三人とは違い、科学者ではありません。灰原よりも自由に暮らしていたけども、ラボに閉じ込められ研究している灰原を助けるために、10億円強盗事件をおこします。が、その後にジンに殺されてしまいます。
宮野明美のメッセージ
明美は生前に赤井にあるメールを送っています。それがこちらです。
赤井(諸星大)への付き合ってくれというメッセージなのですが、最後に"P.S."となっています。つまり、続きがあるという事です。青山先生も、このことに関して後で伏線回収があると仰っています。
では、何が書かれているのでしょうか。
候補としては幾つか考えられます。
「妹を守って欲しい」
単純に赤井がFBIだということを知って妹(灰原)の保護を頼んだのではないでしょうか。実際、灰原が留守番の時にはキャメルらが警護しています。
「宮野家と赤井家は繋がっている」
何らかしらで明美が赤井の母親がメアリーだと知っていたら、この文章が書けるのではないでしょうか。でもこれを知るのは難易度が高く、これを送った可能性は低いです。
「安室の情報」
ご存知の通り、明美と安室には接点があります。最近は連絡を取っていない(ここ数年~数十年)はずなので、安室の安否を確認してほしいだとか、安室の情報をあげるとか安室関連の話も挙げられます。ですが、明美は安室を一般人であると思っていると思うので(組織に関わっているとは思っていないと思うので)、この可能性も低いと思われます。
今、3つの案を出してみましたが、やはり一番可能性が高いのは灰原の保護の依頼だと思います。またこれから動いて、メールの中身が分かるようなことがあるかもしれません。
今回のまとめ
- エレーナと厚司は生きているかもしれない
- エレーナは水無怜奈の可能性がある
- 厚司は黒田兵衛の可能性がある
- 明美が赤井に残した「追伸」は妹·志保の保護の依頼の可能性が高い
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします!何かご意見がありましたら、コメントを残してください!皆さんのご意見お待ちしています。次回は若狭留美を考察します。
使用画像 名探偵コナン/青山剛昌/小学館/株式会社 トムズ·エンターテインメント/読売テレビ·日本テレビ