劇場版最新作ハロウィンの花嫁について考察しました。最後まで見ていってください!
若干ハロウィンの花嫁のネタバレを含みます。閲覧にはご注意ください⚠️
所要時間:約10分
目次
〇安室がコナンの正体にもう気づいている証拠
〇警察学校編との繋がり
〇ハロ花と犬
〇タイトルに隠された秘密
〇K組の死因に関すること
〇来年の映画
安室はコナンの正体気づいている
安室は時々コナンの正体を本人に聞いたりする事があります。つまり、今まではコナン=新一という事に気づいているのか分かっていませんでした。
前までの結論としては、「組織随一の洞察力を持った安室が、本堂瑛祐が調べただけで分かった事に気づかないはずがない」というものでした。ですが何も根拠がなく、ただの妄想と言われれば何も反論出来ない状況でした。
お茶会(95巻)で工藤夫妻と赤井から工藤新一はコナンであると聞かされたという考察もありますが、赤井がまだ気づいていなさそう(ほぼ気づいているけども)なので、この線は少し薄いかなと考えていました。お茶会の考察も後日したいと思っています。
だけども今回、恐らくもう気づいていると分かるシーンがありました。それがラストのワンシーンです。
そのシーンのあらすじがこちら⇊
大爆発を止めたコナンがスクランブルスクエアに上がると安室の姿が。安室に何故こんな手が思いついたのかを聞かれると、コナンは過去のエピソードを話す。
そのエピソードとは、新蘭が水道を壊して困っていた時出来事であった。萩原が突然やってきて、持っていた野球ボールで水道を止めた事を伝える。
勿論コナンは萩原を知らない為、「似ていた」とまでしか言わなかったが、コナンに「どうしたの?」と聞かれ、安室は瞳を揺らしながら天を見上げて一言。「いや、別に...。」
このシーンは本編においてとても鍵となるいい話なのですが、このシーンこそが安室がコナンの正体に気づいている証拠となるシーンであると思います。
映画本編ではその回想シーンに安室は登場しませんでしたが、先日公開された青山先生複製原画にて、安室がその現場にいた事が分かりました。
安室目線で見てみると、
7年前、萩原がコナンにそっくりな小学生を助けていたのを目撃
↓
3年前、松田がこれを参考に爆発阻止
↓
現在、コナンがこれを参考に爆発阻止
↓
コナンの口から7年前の自分も体験したエピソードを聞く
↓
あれ、あの7年前の少年が今いるとしたら高校生位のはず
↓
でもコナンの話は絶対萩のことを言っている
↓
コナンは幼児化したんじゃ...
という流れが出来ます。実際はもう既に気づいていて、この話でコナンの正体を確信した、かもしれません。ですがどっちにしろ、安室がコナンの正体に気づいているという事は間違い無いと思います。
警察学校編との繋がり
2021年から始まった警察学校編ですが、実はその前から今作の制作が始まっていたという事もあり、警察学校編との共通点が幾つかあります。ここでは、その共通点を紹介したいと思います。
①安室が拳銃でワイヤーを切る
警察学校編では松田編で、教官の首にワイヤーが引っかかり、そのワイヤーを安室が拳銃で切るというシーンがあります(上巻)。
今作でも安室が拳銃でプラーミャが使っていたワイヤーを切るというシーンがありましたね。
②布を広げて受け取る
景光編で最後犯人を助ける為にヒロが燃えている2階に飛び込み、その後他の4人が幕を広げてヒロと犯人を助けたというものがあります(下巻)。
今作ではK組ではなく少年探偵団が布を広げてコナンを助けていました。
あと幾つかあったと思うのですが忘れてしまったので、思い出し次第更新します。
ハロウィンの花嫁と犬
今作では犬がとても多く出ていたように思えます。
- ハチ公
- 警察犬
- ミヤシタパークの看板
- 柴犬とドーベルマン
思い出しただけでも四つ出てきました。誰か犬好きなのでしょうか笑? ただこれだけです。
※以下の考察は次回作の考察までオリジナルではなく、サンデーうぇぶり内の感想エリアに投稿されていたものを紹介していく形になります。
タイトルの伏線
今作のタイトルは「ハロウィンの花嫁」と佐藤を表したようなタイトルですが、これが見方によってはこの映画の結末の伏線だったのでは、という意見があります。
それは、「ハロウィンの(仮装した)花嫁(プラーミャ)」ということなのではというものです。よくこんなこと気づくな、と思います。
K組の死因
K組の死因は以下の通りです。
- 萩原→爆弾解体中に爆発して死亡
- 松田→爆弾解体中に爆発して死亡
- 諸伏→組織に正体がバレて屋上で拳銃自殺?
- 伊達→居眠り運転の車に跳ねられ死亡
そして3年前のエピソードで仲間を救った方法は以下の通りです。
- 萩原→爆弾解除のヒントとなる行動をした
- 松田→爆弾を解除した
- 諸伏→屋上で拳銃を使って降谷を助ける
- 伊達→車のドアで松田を守る
萩原と松田は爆弾、諸伏は屋上での拳銃、伊達は車と死因と関係している事が分かります。とても細かいネタですね!
※以下の考察からまたオリジナル考察となります。
次回作について
毎年映画の最後に発表される「次回予告」ですが、今回のセリフはジンで「会いたかったぜ...シェリー...」でした。
純黒の悪夢(組織中心)からもう既に5作またいでいて、年にするともう6年が経ちます。ですのでもうそろそろ組織が出てくる頃かな、と思っていました。
組織が来ないのであれば、最近大人気の「灰原哀」をテーマにしたものが来て欲しいなと思っていました。僕は純粋のコ哀推しなので、その展開が来たら熱いな、と...笑。
結果、どちらも来ることに。詳細は分かりませんが、個人的には組織との戦いに加えて、宮野家のストーリーもあるのではと考えています。ここで僕が以前公開した、エレーナ(と厚司)の正体の考察の答え合わせも出来たらいいなと思っています。
今作は本当に良かったですが、来年の作品にも期待がかかりますね!あと数ヶ月で青山先生によるタイトルヒントが明かされます。楽しみですね!
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします!何かご意見がありましたら、コメントを残してください!皆さんのご意見お待ちしています。次回は諸伏景光の考察をします。