本誌で連載中の「白黒の序章」の感想考察記事です。是非最後までご覧下さい。
所要時間:約10分
目次
FILE1013「白黒の序章」
初っ端から(元)ラム候補・黒田若狭脇田が登場します。なかなか考察しごたえがありそうな回になると思います。
脇田は余裕を持って羽田を殺害?
初めから脇田が羽田を殺害する回想が少し出てきました。それを見るとポケットに手を入れて死体を傍観しています。
僕の考察ではこの後浅香と乱闘になると考えていますが、どうでしょうかね...。
羽田殺害の考察はこちら↓
"羽田浩司殺害事件"のオリジナル考察①【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
黒田の趣味
今回白鳥がまさかのチェスの大会に出場ということで、 意外な趣味で驚きましたが、もっと驚いたのが黒田がチェスをやること。
彼は公安兼捜査一課の管理官なので、忙しいはずなのですが、その仕事の合間をぬってチェスの大会に来ていました。何か意味があるのでしょうか。
まさか今回の殺人事件を予測してという訳でもなさそうですし、ただの趣味なのでしょうか。若狭に会いに来たとも考えられますが、コナンがすっ飛んできたという点から見ると、若狭がこの会場に来ると分かる手段がないような気もします。
あと考えられるのは、羽田を思い出して...という感じでしょうか。
駒に何かヒントが隠されている?
話の中でチェスの駒が出てきていましたが、この「ナイト」と「クイーン」の駒には何かヒントがあるのかもしれません。
僕が考えたのは「浅香」と「アマンダ」の関係です。浅香がナイトでアマンダがクイーンです。
子供達はこれらの駒についてこう言っています。
歩美「ナイトの駒って強いの?」
光彦「将棋の桂馬の動きを全方向に出来るそうですよ!」
元太「最強じゃんかよォー!!」
灰原「いや、最強は、縦横、斜めにどこまでも進める...クイーンの駒よ!!だからクイーンは守られる側じゃなく守る側ってワケ!」
浅香はアマンダのボディガードです。なので浅香はアマンダの命を守るべき存在です。ですが、灰原の言っていたようなナイトのように、浅香がクイーン=アマンダに守られている側なのではないでしょうか。
つまり何が言いたいかというと、アマンダがボディガードとして浅香を雇ったのは自分を守ってもらうのではなく、浅香を守るためであったのではないかということです。
そうすると僕が羽田殺害の記事 (上にリンクあります) で考察した「浅香は組織の人物であって、羽田とアマンダは浅香に司法取引を受けて欲しかった」という事も筋が通ってきます。
宮野夫妻が生きている可能性
灰原は前からずっと「エレーナと厚司は自分が生まれてすぐ亡くなったらしい」と言っています。
今回もそのようなことを言っていましたが、"らしい"というのが気になります。二人が生きているのでは?と感じてしまうところがあります。
ですが僕が前にした生存説は違う可能性が高くなってきたので、またいつか考察しなおします...。
アメージング・グレイスといえば
「アメージンググレイス」といえば「戦慄の楽譜」で秋庭怜子が歌っていた曲になります。
繋がってくるのかどうかは分かりませんが、なぜ「アメージング・グレイス」なのかという所は気になります。今後に期待します。
若狭と黒田の再会
キャンプ以来に会うこの二人ですが、実は17年前例のホテルですれ違っていたことが判明。黒田は恐らく警察として、若狭はアマンダのボディガードとしてです。
17年前の黒田の顔が初めて明かされましたが、赤井務武でも、僕が密かに思っていた宮野厚司でもなさそうです。
二人は羽田殺害に関わっているのは確かですが、今回の二人の反応から見てお互い探っているような感じなので、直接二人は関わっている訳ではなさそうです。
若狭があのホテルにいたのはいいとして、何故黒田が外国のホテルにいたのかということも気になる所です。羽田浩司の警護でもしていたのでしょうか。
大河原が持っていたグラス
事件の被害者(?)である大河原は底にKと書かれたグラスがボーガンで破壊されましたが、羽田浩司が持っていた"PUT ON MASCARA"と書かれた手鏡を思わせるようです。
本編とどう関わってくるか分かりませんが、これは何かヒントになるかもしれません。もしかしたら羽田殺害の話に移るきっかけになるのかも...。
ボーガンの話
今回ボーガンが凶器となりましたが、ボーガンを使った過去の話は幾つかあります。「追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件」(14巻)や「奇術愛好家殺人事件」(20巻)、「標的は警視庁交通部」(95-6巻)、「36マスの完全犯罪」(97巻)があります。
「チェス仲間殺人事件」の真相は?(FILE1013時点)
僕は大河原が犯人だと思います。理由は幾つかあります。
1. グラスにボーガンは怪しい
当てるのに高度な技術を要するボーガンでガラスのコップに当てるのは無理がありそう。下手したら公開殺人になるし、大河原を他の誰かが狙うのはあまりにも危険すぎる。でも自分が仕掛けたものなら話は別。
加えてグラスに当たってから机に置いてあったバックに当たったと考えると、少し不自然です。僕が考えるのは何らかの方法でボーガンの矢をバックに当てて(共犯の可能性もあり)、コップは矢で粉砕したと見せかけて別の方法で割ったというトリックです。
2. アリバイ作り感が半端ない
こういう場合は大体アリバイ工作でやってるとしか思えません。しかも特別な理由がない限り、他の人がコナン達もいる部屋で大河原にボーガンを放つ必要もありません。
3. 若狭の反応が少し不思議?
13ページの3コマ目の若狭の目がない=眼鏡が光っています。しかも椅子ごと大河原の方を向いているし、矢が放たれた後も何の反応もなく横目でその矢が刺さったバックを見ています。
果たして自分の推理は合っているのでしょうか...笑。
FILE1103~1109の考察まとめはこちら
【名探偵コナン】#1103-1109「チェスと錯綜する17年前」の考察 - conanryou21’s blog
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