サンデー本誌連載の1097-99話(103巻)の感想・考察記事です。是非ご覧下さい！
所要時間:約5分
目次
○「海の家殺人事件」
・感想と考察
この記事は単行本になっていない話の感想考察記事です。ネタバレにご注意ください。
海の家殺人事件
今回は若狭と赤井が沖矢の姿で登場します。この二人の対立が見どころとなります。
○若狭と沖矢が付き添いに
少年探偵団が学校で静岡の海岸に行きたいと話していると、若狭が連れてってあげると誘います。
突然の若狭の登場でコナンは驚きますが、灰原は笑顔で承諾します。何故灰原が心を許しているのかは分かりませんが、若狭は味方サイドと見てもいいのでしょうか。
コナンは若狭対策として、赤井を呼びます。
○沖矢と若狭の対立
海水浴場に着くと子供達は海で遊びます。その一方で沖矢と若狭はパラソルの下で会話を始めます。
◎若狭→灰原&エレーナ
ここで若狭が灰原のことを「私の人生を掻き乱したある女性の娘かもしれない」と言い出します。
これが本当のことならば、若狭はエレーナに恨みを持っていることになります。
ですがエレーナは約18年前死んでいるならば、若狭はその前にエレーナに会っている事になります。若狭の年齢が37歳なので約18年前は20歳前後となります。しかも人とあまり交流を交わさないエレーナです。
そのため、若狭が恨みを持っているのはエレーナというよりは、どちらかというとエレーナが作ったAPTX4869とかだと考えられます。
詳しくは次回の記事でその事について話そうかと思っています。
◎若狭→沖矢
また、若狭は沖矢と会ったことがある感じがすると言います。これは後で出てきますが、赤井務武と沖矢(赤井秀一)が重なった為だと思われます。
◎沖矢→若狭
沖矢は若狭が長袖を着ていることに対して「衣服で何かの痕跡(傷)を覆い隠しているのではないか」と問います。若狭が直前でちゃんとしている理由を話しているにも関わらずです。
沖矢が若狭の正体を知っているのか、職業柄そういう事が気になってしまうのか、ただのジョークなのか。様々な事が考えられます。
◎若狭→沖矢
若狭の反撃。夏場の海水浴場に相応しくないハイネックを着ている沖矢にツッコミを入れます。また、腕は汗をかいているのに顔は汗をかいていないことも問います。
これは見れば分かる事なので、沖矢のような疑問は生じません。
○九十九という刑事
なんか急に新キャラが出てきましたね。九十九と言えば「追い詰められた名探偵!連続2大殺人事件」(14巻) で九十九元康というマジシャンが殺害されました。九十九なんてマイナーな名前をもう一度使うということは何か理由があるのかもしれません。
○薬の知識で疑われる灰原
事件が発生し、一行は事件の概要を横溝参悟に伝えている場面です。容疑者の一人が所持していたニフェジピンという薬を解説した灰原は、若狭に疑われます。
慌ててコナンがフォローに入りますが、灰原は睨みつけるだけで何も言いません。
○さざ波の魔法使い
場面は進み、事件の推理ショータイムで犯人の服に関するトリックが出てきます。
その内容はタオルケットを上手く結んで服に見せるというものでした。「さざ波の魔法使い」(92巻) でも自分が元々着ていた服を上手く結んだりして水着に見せるというトリックがありました。
しかも「さざ波の魔法使い」といえば、赤井が出てきたり、舞台が海だったりと、この話に関連する事が多いです。何か関係があるのかもしれません。
○沖矢と務武が重なる
事件解決後、探偵団&沖矢&若狭は犯人の動機となった詐欺グループの人々に襲われます。
そこで若狭は先頭にでた沖矢の姿が赤井務武と重なります。そして若い頃の若狭と務武の回想シーンが流れます。
やはり若狭は外見から見ても、浅香の可能性が高いと思われます。
因みに赤井務武が失踪したのも約17~18年前です。この時期の回想シーンだとすると、赤井務武はずっと風貌が変わりません。
○灰原が若狭を連れていく
沖矢が子供達と一緒に逃げてと言うので、灰原が若狭の手を握って建物の中へと連れていこうとします。
やはり灰原は何か若狭を特別視しているのでしょうか。
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします！何かご意見がありましたら、コメントを残してください！皆さんのご意見お待ちしています。
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