今回は組織のコードネームについて考察して見ました。お酒の種類なども軽くまとめたので、最後まで見ていってください!
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所要時間:約15分
目次
○コードネームについて
○コードネームの規則性
・男性の規則性とスパイの規則性
・女性の規則性とスパイの規則性
○カクテル
・XYZ
コードネーム
組織のある程度上の人はボスからコードネームが与えられます。今判明している人物のコードネームをおさらいします。
●ジン/黒澤陣(?)
ジンは組織の中でも有数の切れ者です。何十人、何百人というレベルでスパイなどを殺しており、新一にAPTX4869を飲ませたのも彼です。
ジンという酒は、大麦やライ麦、じゃがいもなどを原料とした蒸留酒(スピリッツ)で、マティーニやギムレットといったカクテルにも使用されます。
●ウォッカ/魚塚三郎(?)
ウォッカはジンの元で働き、主に取引をしているイメージがあります。
ウォッカという酒は、大麦や小麦、ライ麦、じゃがいもなどからできた蒸留酒で、アルコール度数が高いものもあります。
●ベルモット/クリス·ヴィンヤード/シャロン·ヴィンヤード
謎の多い人物で、表面は女優業、裏面では組織の一員として活動しています。そして新蘭から以前助けられたことから二人を組織から守っています。
ベルモットという酒は、白ワインを主体とし、ニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られるフレーバードワインです。マティーニなどのカクテルにも使われます。
●キャンティ
組織のスナイパーで、特徴的な笑い方をします。人殺すの大好き。
●コルン
物静かなスナイパーですが、実はキャンティのことが好き(?)。
コルンという酒は、ドイツの蒸留酒で、食後酒として飲まれることが多いです。
●ラム/脇田兼則
ボスの側近で組織のNo.2。切れ者で、片目が義眼です。脇田がラムではないかと考えています。
ラムというお酒は、サトウキビの廃糖蜜を原料として作られている蒸留酒です。カクテルにも使用される一方、風味付けとしてケーキやレーズンなどで使われています。
●シェリー/宮野志保/灰原哀
組織の科学者で、彼女の親が作ったAPTX4869などの研究を引き継いで研究していました。が、姉の殺害などで自殺を試みてAPTX4869を服用、幼児化してコナンの元で灰原哀として生きています。
シェリーという酒は、スペインの白ワインです。
●バーボン/安室透/降谷零
NOCとして組織に潜入している公安。秘密主義者で、巧妙な手口で組織に潜り込んで情報収集しています。
バーボンという酒は、アメリカのケンタッキー州のウイスキー(蒸留酒の一種)でトウモロコシやライ麦、小麦、大麦などを原料とします。
●スコッチ/諸伏景光 (故)
長野県警・諸伏高明の弟で、警視庁の公安として組織に潜入していました。が、止めようとした赤井の前で自殺、安室は彼は赤井に殺されたと思っています。
スコッチという酒は、英国スコットランドのウイスキーで、イギリスで作られます。
●キール/水無怜奈
普段はアナウンサーとして働く一方、CIAのNOCとして組織に潜入しています。
キールという酒は、白ワインに黒スグリのリキュールを少し加えたカクテルです。
●ライ/赤井秀一/諸星大/沖矢昴
FBIのNOCとして以前組織に潜入して以前いましたが、バレて今は組織に「銀の弾丸」と呼ばれています。現在はコナンとの作戦により、組織には死んだと思われています。狙撃の名手で、組織の狙撃手よりも腕があります。
●ピスコ/枡山憲三 (故)
大手自動車メーカーの会長でありながら、ボスに長く慕えた組織の一員でした。が、灰原の幼児化に気付いた時にジンによって殺されました。
ピスコという酒は、ペルーのぶどう果汁を原料とした蒸留酒です。アルコール度数は40度前後。
●テキーラ (故)
関西弁を話す大男で、不幸な事故にあって死亡。生前はベルモットなどと関わりがありました。
テキーラという酒は、竜舌蘭という植物から作られる蒸留酒です。
●キュラソー (故)
ラムの腹心で、情報収集のスペシャリスト。記憶力がよく、ラムには特に好かれていました。が、少年探偵団を守るために自ら死んでしまいました。
キュラソーという酒は、リキュールの一つで、ホワイトやオレンジをはじめ、ブルー、レッド、グリーンなどのキュラソーが喘いあります。ラムとのカクテルで、XYZというものがあります。
●アイリッシュ (故)
新一=コナンということに気付いた数少ない人の一人ですが、コナンを組織から守るために自ら死んでしまいました。
アイリッシュという酒は、アイルランドで生産されるウイスキーの一種です。
●カルバドス (故)
組織のスナイパーですが、作中ではなんの活躍もなしに自決。原作では顔すら抱えていない人物です。
カルバドスという酒は、リンゴやセイヨウナシを原料とする蒸留酒です。
●スタウト (故)
MI6のNOCで、スパイとバレて殺されます。
スタウトという酒は、色が黒く、アルコールが比較的高いビールのスタイルです。
●アクアビット (故)
アクアビットという酒は、じゃがいもを主原料とした蒸留酒です。
●リースリング/レオナ・ブッフホルツ (故)
BNDのNOCで、スパイとバレて殺されます。
リースリングという酒は、白ぶどうを用いた白ワインです。
コードネームの規則性
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、コードネームには幾つか"規則性"があります。一つ一つ解説します。
●男性陣は蒸留酒(スピリッツ)
スタウト以外の男性メンバーは全て蒸留酒(スピリッツ)となっています。よってこのことを青山先生が意識的にやっているとしたら、ラムは男ということになります。つまり若狭ではないということです。
また、男性の中でも「コナンを味方側にした人」というのは、皆蒸留酒の中でもウイスキーの名前がついています。具体的に、安室、景光、赤井、アイリッシュ(最後にコナンを助けた)が挙げられます。
スタウトやアクアビットも組織を追う側としてコナンと同じサイドにつきますが、「直接的に関わっていないから」という理由でウイスキーじゃないという見方をしたいと思います。
●女性陣はワイン
男性は蒸留酒でしたが、女性はキュラソーを除いてワイン名です。
また、こちらも同じように、「コナンを味方側にした人」は赤ワインではなく、白ワインとなっています。具体的には、ベルモット、灰原、キール、リースリングです。
●張られた伏線
このコードネームの規則性を導く為の伏線が張ってあります。
「染地様が牛乳とウイスキー...(中略)...増子様が白ワインと炭酸水...」
(名探偵コナン 90巻より引用)
ここでウイスキーと白ワインの名前が出てきます。
また、若狭は初登場回で、
「好きなのはウイスキー!」
(名探偵コナン 91巻より引用)
と発言しています。これは、ウイスキー=コナンの味方と考えていいのでしょうか...?
カクテルの考察
二元ミステリー(42巻)で赤井はベルモットとカルバドスの関係をこう言っています。
「カルバドスは林檎の蒸留酒...腐った林檎の相棒にはお似合いってトコロか...」
(名探偵コナン 42巻より引用)
カクテルとは少し違いますが、お酒の関係性でキャラクターの関係性を例えています。このようなお酒を通した関係性の考察をしたいと思います。
●XYZ
XYZとはホワイトラムとホワイトキュラソーが使用されたカクテルです。エピワンでも登場し、ジンはこれから始末するスパイに向かって、「これで終わり」という酒だと告げます。
これはラムとその腹心・キュラソーを指していると思われます。そしてスパイがこの酒を飲んだことから、ラム&キュラソーはスパイの調査・始末の仕事を行っていると考えています。ラム達の活動については今後また詳しく書く予定です。
今回のまとめ
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします!何かご意見がありましたら、コメントを残してください!皆さんのご意見お待ちしています。次回は組織のNo.2・ラムを考察します。
参考文献 Wikipediaより(各お酒の情報をお借りしましたが、各ページのリンクは割愛させていただきます)(2022/3 時点)
Wikipediaリンク↓
使用画像 名探偵コナン/青山剛昌/小学館/株式会社 トムズ·エンターテインメント/読売テレビ·日本テレビ