先日発売されたコナンの最新巻、102巻をネタバレありの感想・考察記事です。今回は考察多めなので、是非ご覧下さい!
所要時間:約10分
目次
○伊達の暗号と誘拐事件
・感想と考察
○県境殺人事件
・感想と考察
○婚活パーティー殺人事件
・感想と考察
○京都の密室殺人事件
・感想と考察
伊達の暗号と誘拐事件
101巻から続く伊達&高木がキーパーソンとなる事件でした。
○外国語を喋れるコナンと灰原
今回誘拐された男の子(アラン)がフランス語を喋っていましたが、コナンと灰原はすんなりと受け入れていました。まだ高校生なのに、色々な国の言葉が分かるのは尊敬します。
思い付く限りでも、コナンが分かる外国語は
- 英語
- ロシア語
- 中国語(?)
- フランス語←New
ちなみにイタリア語は分からないです。
○安室と佐藤
今回はポアロがメインの舞台ということで、安室が登場しましたが、高木と一緒に佐藤も登場しました。
101巻の方では佐藤が安室に会ったことが無いか、と聞いていてまさかとは思いましたが、ここでK編が繋がりました。こうやって繋がるのを見ていると漫画って面白いですよね。
○伊達との繋がり
また、今回誘拐されたもう一人の男の子・ユウジの眉毛が伊達の眉毛と物凄く似ていました。この子の詳細はあまり明かされませんでしたが、伊達と繋がっているのかもしれません。
県境殺人事件
○長野県警×群馬県警
と言っても、『漆黒の追跡者』で一度地方県警が警視庁に集まっているので、はじめましてではありませんが...、と思っていたらやはりその事が書いてありましたね。映画のことを原作に出すことがあまりないので、少し興奮してしまいました。
○被害者と「FBI連続殺人事件」
今回の事件の被害者は動画配信者でした。今ならではという感じです。そしてこの人の頭が「FBI連続殺人事件」で殺されたジムに似ているのが少し気になります。仰向けになって頭から血を流しているのも一緒です。考えすぎかもしれませんが...。
○山村×景光
事件の捜査中、山村と景光が知り合いだという事が判明します。山村というマイナーキャラ(?)とも繋げてきたという事は景光生存説も間違っていないのかもしれません。
○ブラックジャック
防犯カメラの映像から凶器が「ブラックジャック」であるという事が分かりました。「ブラックジャック」と言えば、「カラオケボックスの死角」(59-60巻)や「17年前と同じ現場」(89-90巻)でも出てきました。何か関係があるのかもしれません。
○スマホのバイブレーション
トリックではバイブレーション機能を使ってスマホを落とすというものがありました。これも以前に「現場の隣人は元カレ」(80巻)や「霊魂探偵殺害事件」(90巻)で同じように使われていました(実際は霊魂探偵はトリックに使われたわけでない)。
○ダイイングメッセージ
また容疑者が不自然な格好で死んでいたのはダイイングメッセージを残すためでした。このダイイングメッセージ、□○✕△に似ているような似ていないような...(「隠して急いで省略」(33巻)より)。
○景光の生存説
そして最後に景光の事が言及されます。この景光がかも生きているような雰囲気を出しているので、景光生存説が現実味を帯びてきました。
諸伏景光の考察①②↓↓↓
"諸伏景光"のオリジナル考察①【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
"諸伏景光"のオリジナル考察②【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
婚活パーティー殺人事件
101巻で初登場した千速が早くも再登場。偶然にも程があると思いますが、まさかの重悟と千速が婚活パーティーで会います。ですがそんな中、殺人事件が発生します。
○結婚詐欺師
この事件で話す事があまりないのですが、言うとしたら被害者の泊里安珠が結婚詐欺師というのが気になります。「山菜狩りとクローバー」(97巻)の吹越桐司、「(仮)縁結び神社殺人事件」(100巻)の神内恭麻も結婚詐欺師であり、最近の話に結婚詐欺師が出てきています。
京都の密室殺人事件
久しぶりの関西編で、平和はもちろん、紅葉や伊織、黒田も登場しました。
○容疑者と「縁結び神社殺人事件」
まず気になるのが、容疑者の一人である木俣重記が「(仮)縁結び神社殺人事件」(100巻)の川野寅彦に似ているという事です。特に髪型はほぼ一緒です。
○ノリノリな黒田
そしてたまたま京都に来ていた黒田が登場します。元ラム候補だったという事もあり、真面目というか、怖いイメージしかありませんでしたが、今回は結構ノリノリ(笑)。ノリノリすぎて何度も見てしまいました。
○遺体の配置
ここで事件発生。今回の遺体はドアを塞ぐように倒れていて、「密室にいるコナン/謎解きするバーボン」(78巻)の時と酷似しているのが気になります。
また、遺体が塞ぐドアの下からハンカチが出ているのも「殺意の陶芸教室」(30-31巻)の時と一緒です(この時はハンカチではなくエプロン)。
○窓ガラスを割る黒田
コナン・平次・黒田は外の窓からの侵入を試みます。が、ドアの鍵がしまっていたので、黒田が植木鉢で窓ガラスを割って侵入します。このことは後で綾小路警部に問われます。まるで「服部平次との3日間」(54-55巻)で窓ガラスを割った平次のようでした。
○食べ物の錯覚
この事件のトリックはピザを上手く切って、いかにも被害者がピザを食べていないように見せかけていました。錯覚ではありませんが、食べ物を上手く切って人を殺すという点では「毒と幻のデザイン」(74-5巻)と似ています。
○伊織と黒田は公安
事件解決後、衝撃の事実が明かされます。伊織と黒田の会話で出てきた「点検」「消毒」という隠語で、伊織が元公安、黒田が公安であることが明かされました。
僕は前々から黒田は公安であるとは言っていました。伊織も100+の考察の時に元警察関係者ではと疑っていました(詳細は以下の記事へ)。
101巻と100+の感想&考察⤵︎ ⤵︎
4/13発売! 101巻とSDB100+の感想と考察【名探偵コナン】 - conanryou21’s blog
ですが、まさか公安とも思いませんでしたし、黒田との関わりがあったなんて事も考えもしませんでした。
伊織は安室とは本人曰く「謎解きは喫茶ポアロで」(92-3巻)で初めて会ったらしいです。伊織の年齢が安室の一つ上30歳であるということを踏まえると、伊織は警視庁の公安部(風見&景光と一緒)にいたか、安室が来る前に警察庁警備局警備企画課(安室と一緒)にいたかです。
黒田は安室との接し方から警察庁の方の裏の理事官説が濃厚です。伊織がいた時代に黒田がいたということは、前から公安にいないと話が合いません。
黒田は警視庁に来る前は長野県警に所属しており、その前は病院で数年間昏睡状態になっていたとなっています。伊織の事と合わせて考えると、過去8年以内にはもう既に公安にいたという事になります。
僕は密かに黒田の宮野厚司説を疑っていました。ですが黒田が厚司が死んだとされる火災事故の時(約15~18年前)からずっと昏睡状態であったと考えていたので、この説は違うのかもしれません。
○謎の老人と手下
最後に烏丸を思わせるような人物が手下のような人物と車に乗って登場しました。黒ずくめの一員かも分かりません。鼻の所などは烏丸そっくりですが、髭が生えています。
今後も引き続き登場するので、続報を待つことにします。
ファミレス殺人事件
この事件はFILE1091~1093の感想と考察(近日公開予定)で話します。
今回も面白すぎた102巻でした。今回は警察官が多く、同時に多くの事も明かされました。とても考察しごたえのある所ばかりです。
そして僕がこの102巻を機に、サンデー勢となったのでこれからサンデーで連載されている話に関しても感想&考察記事を書こうと思います。
いかがだったでしょうか。これからもコナンの考察を続けていきたいと思うのでよろしくお願いします!何かご意見がありましたら、コメントを残してください!皆さんのご意見お待ちしています。